浦添総合病院
アートコンセプト
「ティダ ―琉球のひかりー」
【外来エリア_太陽の砦】
琉球王朝発祥の地、浦添。
近隣地域だけでなく離島を含めた島全体の命を積極的に守ってきた病院の存在は、人々の心に
光を射すことが出来る重要な「砦」と捉え、地元の誇りである要素を大切に取り入れながら、
浦添のシンボル的な空間となるアートワークを展開しました。
【病棟エリア_琉球の光】
琉球の光は、人々にとって「いのちの光」。
希望を感じ、常に自分らしくいることが出来る療養空間を実現するため、なじみの素材や色彩、
伝統文化やその作り手たち など、島が大切にしてきた「光」があふれるアートを取り入れました。
日常から遮断されない、光と共にある環境づくりがテーマです。
■琉球素材
琉球石灰岩、琉球漆_琉球松、ホルトノキ(浦添市の木)、SEAGLASS、紅型染色、やちむん、
琉球ガラス、織物_トゥイグワー文様
■つくり手
豊嶋敦史、森田哲也、黒島春奈、田中紀子、金城有美子、具志堅充、長池朋子
(製作協力:中村石材工業株式会社、金城雅子、森田敦子)
■計画概要
建築主:社会医療法人仁愛会 浦添総合病院
設計:(株)梓設計・(株)エー・アール・ジー JV
施工:(株)國場組・(株)大米建設・(株)屋部土建・(株)東江建設 JV
Photo: Ken Kato , artcoco