ARTCOCO

愛知学院大学歯学部臨床教育研究棟

―目標達成を目指す歯学部学生のための学びを支援する空間創り―

エントランスホールには健康的で理想的な歯列弓をモチーフに、歯の総数32本で構成した歯学部らしさ
を感じるシンボリックなレリーフを設置しました。
白くて美しい凛とした姿は、歯学部理念である「歯科医療への貢献」を、また一つひとつのパーツの
多様で表情豊かな仕上げには、自己研鑽に励む個々の学生達の姿を重ねました。
1階から3階へと続く吹抜けの階段「月見坂ラーニングステップ」のレリーフは、学生達が共に努力を
重ねて成長する「ステップアップする」姿を表現しました。
西側吹抜けの6段構成のレリーフは、歯学部6年間の学びを表し、最も高い位置に取り付けられた
ゴールドカラーのパーツには、歯科医師国家試験合格への願いが込められています。
目標達成を目指す学生達の学びを支援する空間を創りました。

■アーティスト
高橋喜人

■計画概要
建築主:学校法人愛知学院
設計:株式会社久米設計
施工:株式会社熊谷組

Photo: Ken Kato,artcoco